「I my me mine」を覚えよう

「英語は数学と同じ」でもお話しましたが、英語は決まりきったルールが基本としてあります。なので、ルールを覚えることで中学生レベルの英語であれば、スイスイ問題を解けるようになります。

今回お話するのは「I my me mine」です。これは「表で覚える」ことが大事です。

~は ~の ~に・を・が ~のもの
I my me mine
あなた you your you yours
he his him his
彼女 she her her hers
私たち we our us ours
彼ら・彼女ら・それら they their them theirs
あなたたち you your you yours
それ it its it

これらは大抵中学1年生の段階でほとんど覚えることができます。ただ、全てが一気に出てくるわけではなく、単元が進むごとに少しずつ登場します。つまり「I」「my」 「me」 「mine」を一緒の単元で覚えることはないのです。バラバラです。このことで、この4つの単語を上手く関連させて覚えられない子どもが出てきます。

結局覚えなければいけないことなので、私は一気に教えるようにしています。

覚え方

まず、この表の骨組みを書きます。

~は ~の ~に・を・が ~のもの
あなた
彼女
私たち
彼ら・彼女ら・それら
あなたたち
それ

こんな感じですね。多くの子どもは百ます計算を知っているので、その要領で「私」と「~は」が交わるところが「私は」であることを教えます。他も同様です。「私」と「~の」で「私の」といった具合です。そしてそこに入る単語を書いていきます。このような感じで全ての穴埋めを埋めていきます。表が完成したら次は発音の練習です。

九九のように、何度も何度も言う練習です。「アイマイミーマイン、ユーユアユーユアーズ・・・」といった感じで、何度も何度も繰り返します。何回か繰り返しているうちに覚えてしまいます。

次に「私の段」(そう呼んでます)だけ書きながら覚えていきます。それを5回ほど繰り返し、次の段である「あなたの段」に移ります。それを同じく5回繰り返したら、一度「私の段」に戻ります。つまり復讐です。軽く覚えている状態なので、記憶を定着させるために、復習を行います。それは2回程度でOKです。次に「あなたの段」を同じように2回程度復習します。そして次は「彼の段」に移ります。

このように、反復練習を混ぜながら、そして口で実際に発音しながら覚えていきます。その授業が終わるころに再び復讐で言わせます。宿題として穴埋めのプリントを1日1枚分渡します。付け加えるように、「1日1枚分渡したけど、何度やっても良い。絶対に覚えてこよう」と言います。

次に練習するときには、まず「アイマイミーマイン、ユーユアユーユアーズ・・・」と言わせるところから始めます。そして、穴埋めを行います。

絶対に必要な事だから初めに覚えてしまう

ここは必ず覚えなければいけないところです。なので、学校で習っていなかったとしても覚えさせても問題はありませんし、逆に役に立つと思います。例えば文法であれば順序良く教えたほうが良いと思いますが、単語に関してはその限りではありません。

最終的には全て言えるようになり、表自体を作れるようになります。ここまでできるようになって成功と言えます。

関連記事

英語の教員免許を取得できる通信大学 一覧

日本大学 日本大学

佛教大学 佛教大学

明星大学 明星大学

武蔵野大学 武蔵野大学

聖徳大学 聖徳大学

東京福祉大学 東京福祉大学

近大姫路大学 近大姫路大学

愛知産業大学 愛知産業大学

ページ上部へ戻る